本郷保育園の園内日記 2023

2023.4

入園式

  4月4日(火)に入園式がありました。お天気にも恵まれ新しい一年がスタートしました。「お友だちはだれと一緒だろう。」「担任の先生は誰だろう。」と子どもたちはドキドキしていたようです。

 4月は175名の園児でスタートしました。今年度の保育目標(目指す子ども像)は「えがおであいさつ」「めをみておはなしがきける」「まいにちつづけてげんきなからだ」です。保育目標に向かい、子どもたちが安全に楽しく保育園で過ごすことのできるよう努めてまいります。よろしくお願いいたします。

職員紹介

令和5年度の職員を紹介します。その他にも様々な職員やサポーター、ボランティアの方々にご協力していただいています。今年度もよろしくお願いいたします。

事務室

給食室

つぼみ(0歳児クラス)

すみれ(1歳児)

たんぽぽ・ひまわり(2歳児)

もも・いちご(3歳児)

ゆり・ふじ(4歳児)

うめ・さくら(5歳児)


英語教室

 年長児から英語教室が始まります。今回は子どもたちにとって初めての英語教室。子ども達は緊張しながら英語の先生を待っていました。日本語ではなく英語の時間に子どもたちは「?」になりながらも、とても集中していました。英語の時間が終わったら「楽しかった~!!」と笑顔になりました。月に一度の英語教室が楽しみになったようです。

れんげ畑散歩

 4月27日(木)に地域の方に招待していただき、4・5歳児でれんげ畑まで歩いていきました。たくさんのれんげの花に子どもたちも大はしゃぎ。走りまわって楽しそうにしていました。かわいいお花を手いっぱいに摘ませてもらいとても嬉しそうにしていました。子どもたちがかがむと姿がかくれてしまう程高く伸びたれんげの花、「見つからないように…」とかわいいかくれんぼうも始まりました。たくさん歩いて、たくさん遊んで楽しい一日になりました。

日常の様子

  新しい環境になり4月の朝は子どもたちの泣き声から始まることが多かったですが、慣れるにつれて子どもたちもすぐに泣き止むようになりました。保育園生活を頑張っています。

  5月5日のこどもの日に向けて、子どもたちはこいのぼり作りに取り組んでいます。自分で作ったかわいいこいのぼりに大満足。嬉しそうにお家に持って帰っていました。

 新しい環境に子どもたちだけでなく、職員の私たちもドキドキの毎日ですが、子どもたちと沢山遊んで、たくさんかかわり、安心して過ごせるような環境作りをしていきたいと思います。

2023.5

昔あそび

  年長児さんクラスは『昔あそび』をしました。地域の方々にグランドゴルフを教えていただきました。今年の年長児さんは年中の時にも一度したことがありましたが、お兄さん、お姉さんになりさらに打ち方が上手になっていました。「一回で入ったよ。」「応援頑張ったから、メダルをもらったよ。みんなですると楽しいね。」「楽しかった。また、したい。」と楽しそうな声が聞こえてきました。地域の方々との楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 22日(月)にじゃがいも堀りをしました。今回は、昨年度に植えたじゃがいもの収穫です。子どもたちやボランティアの先生方、給食や保育の職員どたくさんの人と一緒に、お世話をしています。苗を引っ張るとじゃがいもが沢山ついていて子どもたちもびっくりした表情を見せていました。その後、部屋にもどり、収穫の様子を絵に描いたそうです。体感した描いた絵を見ていると、一つ一つの体験が子どもたちの心の中に積み上げられているのだなと思います。葉っぱや茎、じゃがいもが太くて大きいです。堀り上げた喜びが絵全体から感じられ、嬉しく思います。

夏野菜植え

 夏野菜を植えました。年少児はピーマン・ほうれん草、年中児は小松菜・トマト、年長児はきゅうり・ナスを植えました。これから水やりなどのお世話を子どもたちと頑張っていきたいと思います。成長の様子もまたホームページでご紹介できたらと思います。沢山収穫できますように。

3歳児読み聞かせ

 大坪先生の読み聞かせがありました。年少児さんにとっては初めてのお話会でしたが、たくさんの楽しいお話に聞き入っていました。

日常の様子

 新年度が始まり、早いものでもう2か月が過ぎようとしています。春の心地よい時期からだんだんと暑くなる日々…元気よく外であそぶ子どもたちの肌も小麦色に焼けて、凛々しい姿になってきています。園庭では子どもたちの大好きなダンゴムシが出てきて、大事そうに手の中に持つ様子をよく見かけます。小さい子どもたちもお散歩カーに乗り、外の風にあたり心地よさそうです。

 夏野菜を植えるなど、園の畑も様子をかえています。園庭には植えたコスモスも芽が出て、成長する様子をいつでも見ることができます。
 これから梅雨にむけて、雨の降る日が増えていくと思いますが、室内で楽しめるあそびを子どもたちと一緒に楽しみたいと思います。

2023.6

むし歯予防予防デー

 6月2日(金)に各クラスでむし歯予防の話がありました。看護師や担任から虫歯についての話を聞き、3歳児さんは実際に歯ブラシを使い、磨き方の確認をしています。保育園では3歳児さんから食後に歯みがきをしています。正しい磨き方を身につけ、健康な歯を維持していきたいですね。

カレークッキング(5歳児)

「今度カレー作るとよ。」と数日前から楽しみにしていたクッキングが6月13日(火)にありました。給食の先生に教えてもらいながら、カレー作りに挑戦しました。包丁を握る時は子どもたち、私たち職員もドキドキしながら…約束をきちんと守り、美味しいカレーが出来上がりました。自分たちで作ったカレーはいつも以上においしかったようで、あっという間に完食しています。年長さんにとって思い出に残る一日となったようです。

園外保育・大堰保育園との交流会

  6月16日(金)に園外保育がありました。0~2歳児のお友だちは散歩カーに乗ったり、誘導ロープを握って自分で歩いたり、お友だちと手をつないで園の外へ出かけました。3、4歳児はペアになり、4歳児さんにリードしてもらいながら一緒に歩いています。とても暑い日でしたが、子どもたちはよく頑張って歩いていました。園についたら待ちに待ったお弁当の時間です。おうちの方の愛情が沢山詰まったお弁当に子どもたちもニコニコ笑顔になりました。

 5歳児はバスで大刀洗公園に行きました。公園では大堰保育園のお友だちとの交流会もあり、一緒に楽しい時間を過ごしています。もしかすると、小学校での再会があるかもしれないですね。沢山体を動かした後は公園で楽しいお弁当の時間でした。お弁当作りのご協力、ありがとうございました。

日常の様子

 梅雨に入り、雨の日も増えてきました。園庭の花や野菜にとっては嬉しい雨で、夏野菜もぐんぐん成長し、ナスやきゅうりを収穫しているところです。外あそびが大好きな子どもたちは残念そうに雨を眺めることもありますが、室内でのあそびや晴れ間をぬって外あそびを楽しんでいます。

 行事も増えてきた6月でもあります。今回ご紹介できませんでしたが、4歳児もクッキングを行ったり、5歳児は親子参観もありました。小さいお友だちもあ日々のあそびの中で様々な経験をしています。多くの時間を過ごす保育園だからこそ、子どもたちが『今日も楽しかったな。』と思えるような日々を作っていきたいと思います。

 来月からは楽しみにしている子も多い、プールあそびが始まります。安全に気をつけながら、子どもたちと楽しんでいきたいです。

2023.7

プール開き

 待ちにまったプールあそびがはじまりました。今年もプールが始まる前に水の神様に「安全にプールあそびができますように。」とお願いをしました。
暑い日にプールに入り、子どもたちはとても楽しそうです。プールあそびの後は、美味しい給食を食べて、ぐっすりお昼寝をしています。

雨の日はプールに入れないので、天気が気になる毎日です。やっと梅雨明けもしたので来月も沢山プールあそびができますように…。

七夕会

 願い事を書いた短冊を笹につけて、7日(金)にはホールで七夕会がありました。七夕飾りに興味深々の子どもたち。飾っている夏野菜をみて、「すいかだ。」「きゅうりだ。」と名前を言っていました。部屋を暗くして、七夕のブラックシアターを楽しみましたよ。地域の方から立派な笹もいただき、飾りもつけて豪快な七夕にふさわしい笹になりました。ありがとうございました。

 願い事を見ているとかわいい願い事が沢山…みんなの願いが叶うといいなと思いながら、保育者も眺めていました。

人形劇鑑賞

 3~5歳児で「ねずみの嫁入り」の人形劇を鑑賞しました。小道具は保育園に来てくださっているサポーターの権藤先生の手作りです。小道具を製作している姿を見た時から楽しみにしていた子どもたち。園長先生をはじめ、事務室の先生たちも演じ手として参加しました。お話とリアルな小道具に引き込まれるように集中する子どもたちでした。

日常の様子

 7月は大雨で大変な日もありましたが、ようやく梅雨も明けました。水あそびや氷あそびなど夏ならではの遊びも楽しみながら、日々過ごしています。元気なのは子どもたちだけではありません。園で育てているトマトが青から赤に変わったり、ピーマンが立派に実っています。自分たちで育てた野菜を収穫し、嬉しそうに給食の先生に届ける姿をよく見かけます。育てた野菜はおいしく調理してもらい、野菜が苦手な子も自分たちで育てたものだと口に運んでいます。

 まだまだ暑い日が続きます。暑さに負けないように夏ならではの遊びを取り入れながら、元気に過ごしていけたらと思います。

2023.8

本郷神社夏祭り

 7月31日に本郷神社の夏祭りがありました。5歳児さんが朝はお神輿で近隣を周り、夕方はステージでダンスを披露しました。お天気にも恵まれ気温も高い日でしたが、熱中症対策をして出発しました。年長さんはお神輿が終わり、保育園に戻るとプールに入り、頑張った汗を流していましたよ。朝早くから夕方までよく頑張りました。保護者の皆様もご協力ありがとうございました。

クラス参観

  5歳児は6月に、4歳児は7月に、5歳児は8月にクラス参観があり、保護者の方に園での様子をみていただきました。子どもたちの嬉しそうな表情がとても印象的でした。ここ数年、なかなか園へ来てもらうことが難しかったですが、こうやって園での様子を実際に見ていただくことができて良かったです。様々な面でのご協力ありがとうございました。

誕生会(フラダンス鑑賞)

 8月21日(月)に誕生会がありました。今月はスペシャルゲストの皆様が…かわいい衣装を着た小中学生のお姉さんたちがフラダンスを披露してくれました。子どもたちからは「かわいい~。」という声が続々と聞こえてきました。ゆったりとした音楽としなやかさな動きの中にひとつ、ひとつ意味のあるフラダンスの動きに魅了されました。素敵な時間をありがとうございました。

ふれあいまつり

 8月26日(土)にふれあいセンターでふれあい祭りがあり、4歳児さんが参加しました。ゆり組、ふじ組、クラスごとにダンスを披露しました。大好きなおうちの方々や地域の方々に見ていただき、子どもたちもいい経験になったようです。本番前は「緊張する~。」「楽しみ~。」と様々な声が聞こえてきましたが、本番は笑顔で楽しそうに踊る子どもたちの様子を見て、成長を感じました。本番の前後はおうちの方々とお祭りを楽しんだようです。コロナ禍で地域の行事への参加が減っていましたが、こうして地域の方々とのつながりを再認識でき、改めて地域の方々に支えていただいているのだと思いました。

日常の様子

 行事が沢山の8月です。夏の暑さにも負けず、子どもたちは氷あそびや水あそび、夏の製作あそびなど季節を感じるあそびを楽しんでいます。やはり、水あそびは子どもたちの好きな活動の一つでプールがない日も保育室の前やベランダで行っています。保育園のあちらこちらで帽子や体操服を干して乾かしているのをよく見かけます。

 9月末には園内運動会も予定しています。今は、運動会に向けて練習を始めているところです。次回の更新では練習に取り組む姿や本番での子どもたちの表情をご紹介できたらと思います。

2023.9

防災の日

 9月1日は防災の日でした。地震火災訓練をしています。「地震が起こったらどうする?」という声かけに対して「ダンゴムシのポーズをする。」「机にかくれる。」と繰り返し伝えていることがしっかり根付いているようです。その後は給食の先生から防災食についての話がありました。実際に乾パンや水で炊くことができるアルファー化米を見せてもらい、子どもたちは手で触りながら感触の違いを見つけていました。災害はないのが一番ですが、もしもの時に備えてしっかり対策をしてきたいですね。

園内運動会

 9月30日(金)に園内運動会がありました。今年は沢山の保護者の方々に来て頂き、とても賑やかな運動会になりました。お天気にも恵まれ、運動会日和でした。
 この日のために練習を重ねてきた子どもたち。特に年長児さんにとっては保育園最後の運動会…練習にも力が入り、毎日頑張っている姿を見ていたのでこちらにも緊張が伝わってきましたが、当日は立派なマーチングの演奏で運動会のスタートをきってくれました。その姿に頼もしさまで感じ、「さすが年長さん!」と思わせてくれるような姿でした。頼もしい姿を下の学年の子どもたちもしっかり目に焼き付けていましたよ。年長児さんはマーチングに加えて、鳴子を使った表現や運動遊びなど力強く披露してくれました。年中児さんは力を合わせて一つのバルーンを使い、表現してくれました。年少児さんはかわいいダンスで会場を盛り上げてくれました。0~2歳児さんは保護者のもとへかけっこをして、一緒にダンスや競技もしています。今年度はかけっこや各学年の競技に加えて、玉入れや親子競技が増えました。特に親子競技では、保護者の方と一緒に嬉しそうに参加する子どもたちの表情にこちらも心が温かくなりました。暑い中、応援をしてくださった来賓の方々、保護者の皆様に感謝いたします。片付けのご協力もありがとうございました。そして、本郷保育園のみんな、本当によく頑張りました!!

日常の様子

 運動会一色の9月ですが、子ども達の日々の様子もご紹介します。この時期になると運動会の練習をしているお兄さん、お姉さんの姿を小さい子たちは保育室の窓やベランダから見ています。憧れの眼差しで見ているのがわかり、いろいろな年齢の子が過ごす保育園ならではの風景です。そして園庭で一緒に遊ぶ時には、小さい子のお世話をしてくれるお兄さん、お姉さんたち。優しい心がしっかり育っていて心温まる場面でもあります。

 朝夕は涼しくなり、寒暖差が激しくなる時期ですが、体調に気を付けながら秋ならではのあそびを子どもたちと一緒に楽しんでいこうと思います。

2023.10

交通安全教室

  10月12日(木)交通安全教室がありました。交通安全協会の方から信号機や横断歩道の渡り方についてお話を聞いたり、園庭では実際に横断歩道を渡ったり、青パトロールカーと一緒に写真をとりました。小さいお友だちも近くでみるパトロールカーに興味深々…思わず手が伸びていました。交通ルールを守って事故がないよう過ごしていきたいですね。

ピエトロ食育

 10月18日(水)に年長児さん参加のピエトロ食育イベントがありました。大刀洗町の野菜生産者さんとのふれあいの後、ピエトロスタッフさんと野菜のかごを背負ったスタッフの方と玉入れゲームを楽しみました。好きな野菜のカゴに玉を入れたり、苦手な野菜のカゴに玉を入れたりして楽しんで参加していました。みんなの入れた玉を見ながら、好き嫌いを確認して「今日は頑張ってお野菜食べよう!」と思った子もいたようです。

 給食では好きなドレッシングを選び、サラダにかけて食べました。普段は野菜が苦手な子もピエトロさんのお話やゲームのおかげで沢山野菜を食べることができました。

ピエトロさん、楽しい時間をありがとうございました。

ひまわり畑散策

 10月19日(木)に地域の方々にご招待いただき、ひまわり畑まで散歩にいきました。年長児さんと年中児さんと手をつないで、年長児さんにリードしてもらいながらひまわり畑までむかいました。お天気もよくお散歩日和でした。畑に着くとひまわり迷路に子どもたちも大はしゃぎ。嬉しそうに駆け回っていました。

芋ほり

 10月26日(木)に芋ほりをしました。今年度は保育園の中の畑で年長児さんが芋ほりをしましたが、小さいお友だちも応援にいきました。芋ほりの歌で馴染みがあるようで「うんとこしょっ、どっこいしょっ。」と可愛い応援のおかげもあり、年長児さんは力強く芋のつるを引っ張っていました。土の中からお芋が出てくると、嬉しそうに小さい子のところへ見せにきてくれる優しいお兄さん、お姉さんたちです。立派なお芋が沢山取れました。次の日に給食の先生においしく調理してもらいました。

日常の様子

   朝晩は冷えていますが、日中は暖かい日が続いています。保育園の子どもたちは、外遊びや散歩などを楽しんでいますよ。園庭に咲いている花や葉っぱの色づきをみて秋を感じます。大きい落ち葉や木の枝を見つけたら、すぐに子どもたちのおもちゃに大変身し、子どもたちの想像力には驚かされる毎日です。毎日の外遊びの積み重ねで体の使い方も上手になりました。年長児さんは「先生、逆上がりできるようになったよ!見てて!」、小さいお友だちは「先生、登れるようになったよ。」とできるようになったことを保育士に披露してくれています。また、年少児~年長児さんは、マラソンや体操、サーキットを通じて、体つくりをしています。

 9月末に運動会も終わり、ちょっと一息ついたら今は、12月の発表会に向けて動き始めているところです。来月は発表会の練習の様子をご紹介できると思いますので、お楽しみに!

2023.11

親子遠足

 11月2日(木)に大牟田市動物園へ親子遠足に行きました。バスを借りてみんなで出かける遠足は4年ぶりでした。大好きなおうちの方と一緒ということもあり、子どもたちはとても嬉しそう。天気にも恵まれ、遠足日和になりよかったです。バスの中では朝の会をしたり、インタビューに答えてもらったり、各号車ごと楽しい時間を過ごしました。

 待ちに待った動物園に到着すると、動物を見たり、楽しみにしていたお弁当を食べたり、お友だちと楽しそうに手をつないで歩く姿が…沢山歩いて、遊んで、帰りの車の中はぐっすり眠っていた子も多かったです。ご家族様、様々なご協力をいただき、ありがとうございました。

ふれあい防火訓練

 11月15日(水)はふれあい防火訓練がありました。毎月している避難訓練の後に、消防団や消防署の方にいただき、お話をして下さいました。はしご消防車が園庭に入ってくると、子どもたちの歓声が...実際に火事になり、煙が出るとどうなるのかを体験できる、「煙体験」もしました。保育室内に煙が充満すると子どもたちは視界の悪さに驚きながらも、慌てて走ることなく、歩きながらしっかり口を押えていて、日ごろの避難訓練の話がしっかり頭に入っているのだろうなと思いました。

 年長さんは消防車にも載せてもらい、とっても嬉しそうでした。その様子を見ていた小さなお友だちも「早く年長さんになって、消防車に乗れるようになりたいから、沢山ご飯をたべるんだ。」と苦手なおかずにも挑戦していましたよ。

日常の様子

  暑い日から一転、寒さを感じる季節に入りました。園庭では紅葉が赤く染まり、子どもたちは色の変化に気が付き、嬉しそうにしていました。落ちていた紅葉をある子が大事そうに持ち、「きれいだから、お母さんへのおみやげにする。」と話してくれ、親子の絆を感じる心が温まる瞬間でした。
  今、保育園では12月9日(土)にある生活発表会に向けて練習を頑張っています。練習を通してまた一つ、お兄さん、お姉さんになっていますよ。また、次回の更新で発表会の様子をお伝え出来たらと思います。

2023.12

生活発表会

 12月9日(土)にドリームーセンターで生活発表会がありました。久しぶりに多くの方に見に来て頂き、賑やかな雰囲気のもと開催されました。大きな舞台に緊張していた様子の子どもたちでしたが、練習以上の姿を見せてくれました。家に帰り、お家の方から『大好き ギュー』のご褒美も沢山してもらったことだと思います。大きな舞台でここまで表現できる子どもたちにすごいなと感動したと同時に、成長を感じた一日でもありました。

 私たち職員もどのようにしたら楽しく、思い出に残る生活発表会になるかと頭を悩ませながら過ごしておりましたが、アンケートや後日、連絡帳などでもうれしいお言葉をいただき、職員一同感謝をしております。ありがとうございました。

にじいろCAP(年長児)

 今年もにじいろCAPの皆さんにワークショップをしていただきました。すべての子どもは基本的人権として暴力を受けず、「安心」して「自信」を持って「自由」に選び続ける権利を持っていることをわかりやすく子どもたちに伝えていただきました。わたくしたち職員も改めて、子どもたちを一人の人としての自分のかかわり方を見直し、学びなおす場になりました。

 これからの人生で思い出すことができる一日になったことだと思います。にじいろCAPの皆様、おりがとうございました。

クリスマス誕生会

 12月22日(金)にクリスマス誕生会がありました。今年度も地域の区長さんに協力していただきました。サンタさんとトナカイさんの登場に思わず立ち上がる子どもたち、小さい子は突然の赤い服を着たお客さんにびっくりして泣いてしまう子もいましたが…。

オカリナサークルの「アルエット」さんに素敵なクリスマスソングを演奏していただきました。大好きなクリスマスソングだったので子ども達も一緒に歌い、楽しい時間を過ごしています。

 最後にサンタさんからプレゼントをもらい、一緒に写真を撮ってもらいました。一足先に素敵なクリスマスを過ごしました。ご協力ありがとうございました。

園外保育

 12月26日(火)に園外保育がありました。小さいお友だちは室内や園庭での遊びを楽しみ、3・5歳は本郷カトリック教会へ行った後、ふれあいセンターでお弁当を食べて、遊んでいます。5歳児の年長児さんが年少児さんの手をしっかり握ってリードしてくれました。園に戻って、年少児さんから年長児さんがしてくれてうれしかったことを沢山話してくれました。よく見ています。4歳児さんはバスに乗って宮の陣クリーンセンターまで行きました。実際にどのようにごみや資源が処理されているか見学させてもらい、子どもたちは初めてみる光景に興味深々でした。たくさん遊び、学べた一日になりました。

日常の様子

 外に出ると思わず身を縮めてしまうような寒さも続いていますが、子どもたちは元気いっぱい。雪がちらつく日には窓に張り付き、雪が降る様子をじっと眺めたり、上着を着て楽しそうに外で遊ぶ姿も…冬を体中で満喫しています。年中児さんは卒園式に飾る花を植えました。これから子どもたちでお世話をして、3月には華やかに卒園式を彩ってくれると思います。

 12月は行事も多く、まさに「師走 」、走るように一か月が過ぎていきました。これからお正月休みに入り、また一月からスタートです。

 今年もホームページをご覧いただき、ありがとうございました。来月以降も子どもたちのかわいらしい日常をご紹介していきます。

来年もよろしくおねがいします。

2024.1

七草

 今年も給食の栄養士の先生から七草について話を聞きました。お正月でたくさん美味しいものを食べて疲れたお腹を休める為、元気な体にする為…など教えてもらいながら、実際に七草を見て、触って、匂って学んでいます。「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ。」と年長児さんは頑張って覚えようとしたり、小さいお友だちでは見た目が小さいカブのようなすずな、小さい大根のようなすずしろに興味をもっていましたよ。

 この後、給食で七草汁を美味しくいただきました。

誕生会

 22日(月)に誕生会がありました。一月生まれのおともだちのお祝いをした後、各保育室に戻り一月恒例「かるた大会」が行われました。

 勝負になると、子どもたちの顔は真剣そのものです。お膝や頭に手を置いて待つ姿にはつい、力が入っています。読み上げられた言葉に対して、さっと動く手、自信がなさそうに動く手、迫力に圧倒されなかなか動かない手、それぞれの姿がありました。しかし、カードを取れた時には嬉しそうな笑顔。手が重なってしまった時には「下にあるから○○ちゃんのだよ。」「じゃんけんで決めよう。」など子どもたち同士で話し合ったり、保育者が間に入り解決策を話し合ったりしていました。

 時には取れなくて悔し泣きする姿もありますが、私たち保育者は「悔しい思いも大事」と寄り添うようにしています。

「嬉しい」「悔しい」様々な気持ちを経験しならが、みんなで楽しむことができた、かるた会になりました。

日常の保育

 あっという間に時間は過ぎ、2024年が始まりました。お正月休みを終えて、久しぶりに登園してきた子どもたち。お休みの時のできごとを嬉しそうに話してくれたり、「おうちがいい~!」の涙を流したりと子どもたちの姿が戻ってきました。

 手作り凧を手に元気に園庭を駆け回る姿や雪がちらつく中、 「寒い~。」と言いながらも嬉しそうに外に出たりと今年も元気なスタートです。小さいお友だちも雪を保育室の中へ持ってきて、冷たさや感触を楽しんでいました。

年少児さんから年長児さんは週に数回、みんなで集まり園庭でマラソンをした後、体操や縄跳びをし、サーキット運動をしています。園の目標に掲げている一つである「まいにちつづけて元気なからだ」の取り組みでもあります。元気な体を作り上げることで、毎日の生活が安全に、ケガを減らすことにつながっています。

  二月の豆まきに向けても、鬼のお面を作っています。今年はどんな豆まきになるのか、楽しみです。

2024.2

豆まき

 2月2日(金)に保育園に一日早い節分がやってきました。各クラスで「自分の心の中にある鬼をやつけるだよ。」などと節分の話を聞いた後、保育室に赤鬼と青鬼がやってきました。小さい子のお部屋には窓越しにお邪魔しています。姿を見るだけで泣いてしまう子もいれば、鬼たちによって行き握手をしてくれる子も…反応は様々です。

 2歳児からはお部屋に入り、自分たちで紙を丸めて作った特製の豆を投げて豆まきをしています。鬼が来た途端、保育士の後ろに隠れたり、大きな声を出して泣いたり、中には勇敢に豆を投げ続ける子もいました。年齢が上がるにつれて楽しんでいる子も多く、年長児さんでは鬼がタジタジになってしまうほど、豆を投げる力が強くなっていました。また年長児さんでは「泣き虫鬼をやつけたい。」「怒りんぼ鬼をやつけたい。」など自分の中にある改めたい部分をしっかりと言葉で伝えることができていました。

 そして今年も鬼たちの後に保育室に来てくれたのは福の神さんたち。素敵な笑顔と踊りと楽しい音楽とともに保育室に福を招き入れてくれました。福の神さんたちの姿に子どもたちも思わずにっこりでした。給食ではおいしい鬼カレーを頂きましたよ。

たくさんの幸せが訪れますように。

園外保育/体験学習

 16日(金)に園外保育がありました。小さいお友だちは自分たちだけで園庭を広々使い、三輪車などの玩具で楽しそうに遊んでいました。園周辺にも散歩に出かけました。

 3・4歳児は一緒に大刀洗中学校付近まで散歩に行っています。4歳児のお兄さん、お姉さんが3歳児と手をつないでお世話をしてくれたり、3歳児が車道側にならないように手をつなぎなおすなど年上らしい気遣いをしてくれていました。

 年長児さんは体験学習として新幹線乗車体験をしたあと、福岡空港国内線ターミナルビルの見学をしました。この日を楽しみにしていた子どもたち。事前に写真を使って、自分で切符をなくさないように持つことや新幹線内での過ごし方などの約束事の確認をしています。

 元気よく園を出発し、貸し切りバスに乗り博多駅南に到着すると、子どもたちが楽しみにしていた新幹線乗車体験。自分で切符を持ち、改札口に入れる時はドキドキしながらも、嬉しそうな子どもたち。あっという間に博多駅に着きましたが、席に一人で座り、少し大人になった気分の子どもたちでした。 

 駅に着くとまた貸し切りバスに乗り、福岡空港へ。送迎デッキでお弁当を食べました。また、近くで見る飛行機の大きさに驚いていました。

 帰りのバスの中は、ぐっすり夢の中の子どもたちが多かったです。 

 園に着くと大きな声で「だだいま~。」と帰ってきて、「これ、切符。宝ものだよ。」と記念に頂いた切符を見せてくれました。「楽しかった。」「帰りのバスの中、寝らんかったよ。」と次々に話していた子どもたち。いい体験ができたようです。お弁当作りのご協力、ありがとうございました。

観劇会

 26日(月)に観劇会がありました。コロナ禍も収まり、久しぶりに全園児でホールに集まりました。今年も、からこま座の方々が「さちとクジラ雲」「赤ずきん」の2つの楽しいお話をしてくれました。本格的な舞台に子どもたちも引き込まれるように見ていました。人形の動きに声を出して笑ったり、話しかけたり…とても楽しい時間を過ごすことができました。

 最後は人形さんとタッチをしてお別れ。保育室に帰っても「おもしろかった。」とご機嫌な子どもたちでした。からこま座の方々、ありがとうございました。

日常の様子

 年度当初の4月に比べると体も心も大きく成長している子どもたち。今年度のまとめの時期でもあり、次の学年に向けて期待をもつ時期でもあります。また、他学年との交流も増えていきます。年上の子は年下の子をお世話するように、子どもたち同士の関わりの中で集団を学んでいきます。保育士から伝えるより、子どもたち同士で伝える方がすっと心に入っていくようです。集団の力はすごいなと改めて感じる日々です。園で目標としていた「笑顔で挨拶」「目をみてお話が聞ける」 「毎日続けて元気な体」もできることが増えています。

 年長児さんにとっては残り少ない園生活となってきました。年長児さんのたちの姿を見ていると、かわいさの中に「さすが4月から小学生。」と思えるような逞しさを感じるようになってきました。

3月の卒園式にむけて練習が忙しくなる時期ではありますが、たくさん遊んで、たくさん友だちや保育士とかかわり、思い出を作ってほしいと思います。